風邪の時の梅〜我が子の本能〜

こんにちは。


クリスマス一色で、夜はイルミネーションの明かりが冷たい空氣に映えますね。





先日、我が子が風邪をひきました。


おかげさまで、しばらく風邪らしい風邪もひかず元氣に過ごしていたので、久しぶりの高熱です。



そんな我が子が夜、ふいに、



「梅干しのお湯、飲めばなおるよね。」



と私に言いました。



我が家の「梅干しのお湯」は熱めのお湯に、

梅干しと、お醤油を少し入れて飲みます。


疲れた時、冷えた時、風邪かな?という時によく登場します。

(美味しいです。)



風邪の時には梅干し。よく覚えていたなぁ。



と感心しながら、梅干しのお湯を作り、飲んでもらいました。





翌朝の早朝。



寝ぼけまなこで起き出して、ふらふら歩きながら一直線に向かった先。



梅ジュース(青梅の砂糖漬け)の瓶置き場でした。



我が家では毎年、梅が出回る6月に、梅干しや、梅ジュース、梅酒を作り保存しています。


この梅ジュース、夏はよく飲んでいたのですが、寒くなってからはほとんど欲しがらなくなり口にしていませんでした。



思い出したかのように、何度もあたたかい青梅ジュースを欲しがりました。




そして、昼間に突然、



「冷蔵庫見せて。」



と指で指した先にあったのが、




青梅エキスの瓶。




それは一昨年、青梅を生のまますりおろしたエキスを煮詰めて作ったものでした。

梅干しとは違う独特の酸っぱさが、いかにも元氣になりそうです。



「これなめると元氣になるよ。」



と、なめさせた事があったのを、私はすっかり忘れていました。



同時に、私が小さな頃、祖母が「風邪には梅だよ」と教えてくれたのをふと思い出しました。





おなかの手当て以外は、


我が子の本能に任せ、


欲しがらない時は無理に食べさせず、


機嫌が悪いときはそっと見守り、


梅の力に助けられ、無事回復しました。




すり込みもあるかと思いますが、「三毒を消す」と言われる「梅」を、風邪の時に突然欲しがる本能。



すごいなぁ。



と思いました。




元氣になったものの、声だけガラガラで。



「ジン゛グル゛ベ〜ル゛♪ジン゛グル゛ベ〜ル゛♫」



と踊りながら、サンタさんが来るのを心待ちにしています。