仏壇に供えるお花を我が子と買いに行った時のことです。
「どれにする??」
と聞くと、
「これ‼」
と、選んだ花束は、やや色あせたお花も入っていて、2、3日中には処分されてしまいそうな花束でした。
「こっちの方がいいんじゃない??」
と、色鮮やかで元氣そうなお花をすすめても、
「ううん、これ。
だって、これ、
いい匂いするから。
かいでごらん。
ほらね。」
と、全く迷いなく、その花束をレジヘ。
正直私にはその花束と、他の花束の香りの違いがわからなかったのですが、
暑さ厳しい時期だったにも関わらず、
そのお花達は1週間以上、長持ちして仏壇を飾ったのでした。
見た目だけじゃわからないよ、と教えてくれたようです。
