寒さが和らぎ、過ごしやすくなるこの時期に、
出番が来るのが、ぬか床。

栄養の宝庫、日本が誇る発酵食品の一つですね。
私は、祖母のぬか漬けとごはんで育ったようなもの。
冬以外は常にぬか漬けに触れ、食していました。
私が小さい頃から滅多に風邪を引かなかったのはぬか漬けのおかげではないかと思ったりします。
免疫力、丈夫なからだ(=腸)を育むにはうってつけ。
先を生きた日本人は本当にすごいと思います。
ぬか床の香り(私は好き)と、
毎日混ぜる手間、
混ぜた後の手のかゆみが難ですが、
一家に一床あったら元氣な人が増えると思う日本人を支える食品。
何よりぬか漬けとごはんだけで、おなかも氣もちも満たされる美味しさが魅力です。
祖母のぬか床は50数年経っても変わらず美味しいぬか漬けを創ってくれるように、
我が家のぬか床とぬか漬けのある暮らしが、次世代に引き継がれていたら嬉しいです。