折り紙に学ぶ

夏頃から、我が家には折り紙があふれています。



最初は比較的簡単な動物やお花を、




そのうち上の子がドラゴンを作りたい!!と言い始めました。




ドラゴンはそう簡単ではなく、




「わかんなーい」「どうやるの〜?」のオンパレードです。




どれどれ、と私が見ても難解で、




動画を見ても、なぜか動画通りにはいかないのです。




あれ・・・。





巻き戻し、再生、巻き戻しては再生を繰り返しますが、




できない。。




全然できない。。。




予想を大幅に超えた難しさに悪戦苦闘し、




しまいには折り紙がボロボロになり、子ども達は飽きてどこかへ…。




孤独な折り紙との闘いが続いて、





もう完成させなくてもいいかとあきらめかけると、





「できた〜?」と見に来る我が子達。





・・・・・。





思い直して再び、





同じところを何回も何回も繰り返すこと数十分、




突然、





あれ?!できた?!お!!




できたーーー!!!






何十回も、何十分も、できなかったことが嘘のように、





自分でも氣がつかないくらい




本当にふいに、




「できる」瞬間が訪れます。




鉄棒のさか上がりに似た感覚で、1度出来てしまうと次も出来るのです。




なんであんなにできなかったんだろうと思いながら、



何でもあきらめずに根氣よく繰り返すって大事だなぁと実感しました。




膨大な時間をかけて出来上がったドラゴン達。

実際にはもっとぐしゃぐしゃのドラゴン達もたくさん(笑)



それにしても折り紙ってすごいです。紙だけで、たいてい何でも作れるんです。



日本の伝統の凄さに感動しながら、




「ねぇねぇ、このドラゴン達くしゃくしゃになっちゃったからもう1回全部作り直していい?」




と言われ、




大人げなく




「え・・・やだ。」



と答えた私。




でも、何十体作ったかいあって、比較的すんなり完成です。